PM-890Cの赤線

ブログご無沙汰でいきなりですが、うちのプリンターが変なんです。
印刷すると、全体に赤い横線が入るんです。まるでランダムに引いた罫線。えぇ、もちろん原稿ドキュメントには存在しない罫線です。横線。なんだこれは？

と、調べてみるとどうやら同現象で悩む人が多いらしい。EPSONのヘルプページを参考に色々やるけど効果無し。うーん困った。
インクと紙の無駄使いを覚悟で何枚もプリントしていると、たまに赤線の無い、成功プリントが出来る。で、しばらく正常に戻ったりするので放っておいたが、やっぱり気になる。仕事で急ぎの時なんかは、もう半泣きでプリンターに手を合わせながら印刷ボタンを押す習慣が出来てしまった(;´Д｀)

とうとう耐え切れなくなった妻の悲鳴に夫はようやく重量感あふれる重い腰を上げ、チョチョっと検索。
たくさん有るなぁ・・と小一時間。なんと 某質問BBSで、「juxさん」という方が、わざわざ何台も分解してオシロスコープやら何やらで観測しつつ原因を追究したと書いてあった。 これには感服。なんて素晴らしい人なんだ。感謝。

で、原因はどうやら印字ヘッダを横に動かすモーターに埃が詰まったりしてノイズを発生。そいつをヘッダ部が拾っちゃって誤動作で赤色（マゼンダ）線を引いてしまうらしいのだ。こんなことはEPSONのページには書いていないぞ。凄いぞjuxさん！

早速、PM-890Cを机から降ろして本体上部のカバーを開ける。プラスドライバーでネジ５本。なんだ簡単じゃん。
で、モーターを発見。よーしこれだな。こいつを裏の穴目掛けて・・・

あ。エアーが無い＿|￣|○

ぷしゅーって出すあのエアーが無い。埃を吹き飛ばしてくれるエアーのスプレー缶がきれてた。よーしパパ息で吹いちゃうぞ。肺活量には自身があったんだから。せーの、ふーーーーーーーっ！ふーーーっ！ふーーっ！ふしゅーーーっ！しゅっ！しゅっ！しゅっ！

よーし。こんなもんかな？では、カバー外したままで接続して、スイッチオン！印刷ボタン・ゴー！

おおおぉっ！キレイに出たよママ！ママァ～ん♪　※まだ子供は居ません。

ちなみに、juxさんによると、基本的には寿命（故障）なので、本格的な分解掃除の無理な人はおとなしく修理に出した方が良いとのこと。修理代は¥5,000～¥10,000位ではないかとのことです。

たぶん、我が家の「お口でしゅっしゅっしゅー対処法」も、一時的な効果しか無いと思いますが、一発で赤線が消えたのは嬉しかったです。煙草を減らして現役時代の肺活量に戻そうかなと、ちょっぴり節煙を誓ったのでした(笑）

【注】自分でカバーを開けたり分解掃除なんかしちゃうと、メーカー保証が効かなくなるので、やってみようとする方は、自己責任のもとで行ってくださいね。意味が分からない方は決して真似しないでください。