あちこち方位は3種類。案内板はココを押してね♬

ベスト電器(宗像バイパス店)

所用でベスト電器宗像バイパス店へ。
ベスト電器宗像バイパス店
PCヲタクの私には正直、PCハード関係の品揃えは論外だがCDRや用紙などの消耗品関係でよく利用させていただいている。

と、辛口なことをノタマワってみるが、実はベスト電器がPCを扱っていること自体が凄いことだと認識している。30年来のヲタクから見れば、これは快挙だ。家電屋さんに家電と並んでコンピュータが売っているなんて、昭和に誰が想像出来たであろうか。

テレビや冷蔵庫売り場の隣の向かいのコーナーで、液晶ディスプレイに流れるテレビ映像を、コンピュータが投影しているなんて、30年前は誰も想像しなかった。

その頃はマイコンと呼ばれ、秋葉原のラジオデパートの暗く狭い階段の踊り場あたりに積まれていた。大きくて一人では運べなかったダンボールを撫ぜに通った記憶がある。八王子のダイエー最上階の端に数台が展示されていて、キーボードを触ることができた。ランドセルを鳴らしながらエスカレーターを上り、マイコンコーナーが見えてきた時の高揚感を今でも鮮明に覚えている。当時はそこにしか、常に展示されている場所は無かったし、いつもそこは閑散としていて店員が1人居たり居なかったりだった。

本屋にもマイコンの雑誌など数冊しかなかった。
限られた堅苦しいマイコン雑誌を立ち読みに通った。プログラムをノートに書き写し、電車に乗って八王子へ出て、ダイエーのエスカレータに走ったものだった。

20年ほど前になると、パソコンと呼ばれるようになり、趣味で扱う人間は「オタク」と呼ばれた。
雑誌や書籍は多くなってきたが、やはりパソコンはアマチュア無線よりも特殊な趣味と考えられていた。
その後日本電気が独走する中、Appleやコモドールを触る機会があれば何処へでも出かけた。当時の同級生でパソコン目的で秋葉原や新宿に通う子供は近所に居なかった。お年玉やお小遣いは殆どが交通費だった。

それが今では近所の電器屋に陳列されている。同じ建物内の書店にはPC関係の雑誌や書籍がワンサカ並んでいる!
全てが新しく、どれも触れる。まるで天国ではないか。
それらを近所のオジさんやオバさんまでが購入目的で訪れるなんて・・・時代の流れとはなんと凄いのだろう。

ベスト電器の自動ドアをくぐる時、いつもそんな感慨にふけっているのは私だけ?

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました