PDFって重いけど実は需要が多いらしい。普通にホームページと間違えてPDF書類へのリンクを押しちゃうとアクロバットリーダの起動画面が出て「あ、しまった」・・・で見れるまで時間がかかってイライラ、なんてことも多いr(^^;)
このPDF形式、公的な機関では重宝しているみたいです。MS-WordやMS-Excelはもちろん、様々なドキュメントを印刷と同じ手順でポンポンPDFへ変換出力すれば、作成した環境でなくとも全く同じ書式で閲覧・印刷できるので書類保管や配布に便利なのでしょう。本来は広告などのデジタル版下を印刷所へ渡すときとか、そういう使い道にしか使わないイメージだったのだが、PCの高速化やインフラの進歩で用途は拡大している。このPDFファイル、閲覧・印刷するだけなら「アクロバットリーダー」というフリーのソフトで可能だが、PDFファイルを作るにはPDF産みの親、 Adobe社製の「アクロバット」という有償のソフトが必要だった。しかし先日、 (株)クセロからフリーのPDF作成ソフトがダウンロードできるようになったのだ。
世界標準のオープンフォーマットであるPDFを本当に普及させる為には、その閲覧が無料であるのと同様に、「単純に作成する」ということは無料でなければならないと思います。それを実現できるのは真に自社技術として PDF作成を行える企業だけです。クセロはこれを実現することは使命であると考え、今回のクセロPDFの無償配布に踏み切ることに致しました。
より抜粋http://xelo.jp/xelopdf/sofware/
Adobeが産んだ世界標準のフォーマットPDF。誕生11年にしてようやく作成もフリーになりました。これできっとより一層メジャーなファイルタイプになることでしょう。
最後に、PDFの歴史をググッてみました。
当時はMacintosh、Windows、UNIXワークステーションなどの異なるプラットフォーム上、または同じアプリケーションの異なるバージョン間において、手軽に文書をやり取りすることは不可能に近いと考えられていました。アドビ システムズ社は、このような障壁を排し、文書の閲覧、印刷することを可能とする共通の文書交換フォーマットとしてPDFを開発しました。ここからPDFの歴史はスタートしたのです。
Adobe[PDFの歴史]より抜粋
実に大きな夢をもって期待の中生まれ育まれてきたフォーマットだなぁ。現在では色々なフォーマットが在るけど、それでも寸法やフォントまでを正確に、印刷もキレイにできるフォーマットは今でもPDFが一番だと思う。PCヲタクとしては、前身PostScriptからの産みの苦しみ、ドラマを「プロジェクトX」で取り上げて欲しい♪
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